ホイールには様々なデザインのものがあります。またデザインよりも強度や重量などの機能的な部分のほうが重要です。ホイールでも一番一般的なのがスポークタイプです。これはホイール中心部分から外側のリム部にかけて、数本のスポークがあります。

しかしなかにはディッシュホイールと呼ばれるものもあります。これはホイール中心部からリム部にかけて一枚の大きな円盤状になっているのが特徴です。見た目のボリューム感はあるのと、全体を一枚の円盤に見せた独特のデザインで人気があるのですが、欠点もあります。まずホイール一枚あたりの材料が多くなるために重量が重くなってしまいます。

それからこのタイプは放熱性の問題もあります。ブレーキをかけたときに熱が発生しますが、ディッシュタイプでは発生した熱をうまく放出させることができません。熱が内部にこもるとブレーキがききにくくなります。そこで放熱性の問題を解決するために完全な皿状にするのではなく、ところどころに穴をあけて放熱ができるような構造にしています。

ディッシュタイプは高級車に多く採用されています。見た目の重厚感が感じられるのと、それが高級車のイメージにマッチしているからです。放熱性でやや劣るためスポーツカーではほとんどみられません。